秋田で田舎暮らし |
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田舎暮らしin秋田 |
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田舎暮らしっていいよ〜、秋田っていいよ〜、とかいう私も、少し前までは、どこにでもいる都会大好き人間。 大都市に憧れ、高校卒業後、念願の東京で一人暮らしを始める。 その後、弟も上京したが、彼は大学卒業後、すぐに秋田に帰ってしまった。 彼は言った。「俺は、秋田に帰る。でも姉ちゃんは、東京の方が似合ってると思う。」 ![]() 昔から、私と弟は、全く違った行動をとっていた。 父がよく言った。 「お前たちが小さい頃、旅行に連れて行くのが大変だった。 旅先で、どっちに行く?と尋ねると、姉のお前は”あっち”と人込みの中を指差す。 そしてお前の弟は、”あっち”と正反対の人込みを避けた静かな場所を指差す。」 顔も全然似ていない。 性格も、私は、いつも人の一歩前を歩く。 弟は、人の後を付いて周る。 私も自分で思っていた。「私には東京の方が性に合っている。」 そんな私も結局秋田に戻った。 戻るきっかけは、そんな大したことではなかった。 都会に疲れたわけでもなかった。 ただ、地元のゆったりした空気が、あまりにも心地よかった。 自分でも、まさか秋田に戻るとは思っていなかったが、こうして、私の田舎暮らしがまた始まった。 ![]() 小学校の時の通学路が、今の私の通勤道路だ。坂がいくつも連なり、季節折々の花々が道路わきを飾る。 あの時なんとも思わないで通った道が、なんと新鮮なことか。 別に何も変わっていない。 幾つか、古い家が壊され、新しい家へと形を変えていたくらいで、 そこにある雰囲気は、全く以前と変わっていない。 私も年をとったのか???あの頃、見向きもしなかった道端の花や草木にやたら感動する。 通勤途中の、一級河川に架かる大きな橋から眺める鳥海山、それだけで心が洗われるような気がする。 春には、ふきのとう、菜の花が咲き誇る。 土手を真黄色に染め、春の訪れを告げる。 夏には、大自然の中のキャンプがお勧め。 「友情の滝」という名の滝の前で記念撮影。友情が一生薄れないことを誓う。 秋には、八幡平、田沢湖高原等の紅葉が見事。 寒暖の差が作り出す、自然の芸術。 稲穂が頭をたれ、収穫の時期となり、新米の「秋田こまち」が店頭に並び始める。 「鍋っこ」もこの時期である。 ![]() 冬は、スキーヤー、スノーボーダーが待ち望んでいた季節である。 本当のホワイトクリスマス。 そして、雪の降る中の年越し、正月はなかなか風情のあるものである。 自分が日本人である頃を嬉しく思う。 「秋田時間」という言葉がこの世に存在するかは分からないが、時計の針がゆっくり進むような感覚に捕らわれる。 そして、地元の山と川を眺めては、その美しさに心を洗われる。 実にいい。素晴らしい。この感覚を独り占めするのは、もったいない。 私は、秋田県の南部の小さな街で生まれ育った。 私がまだ東京で暮らしていた頃、帰省のときに、いつもとっても楽しみにしていることが2つあった。 1つ目は、温泉だ。 秋田には、数え切れないほどの温泉施設があり、いつも地元で暮らす人々で賑わいをみせている。 温泉は素晴らしい、入るほどに肌を磨き、体内から身体を活性化するようである。 ![]() そして2つ目は、母親の手料理。 ウォーキングの大好きな両親は、よく山に出かけては、その時期の旬の物を見つけてくる。 もちろん採りたてのものは、新鮮そのもの。 両親にとっては、採る楽しみ、そして食べる楽しみの一挙両得であろう。 その土地の旨い物を食べ、季節を肌に感じる。 田舎暮らしの良さは、きっと体験してみないと分からないのかもしれない。 都会には都会の楽しみ方、田舎には田舎暮らしの楽しみ方があるのである。 都会の喧騒に疲れて地元に戻ってきた中学、高校時代の友達が沢山いる。 今彼らの気持ちが分かる。 新鮮な空気、スモッグのかからない真っ青な空、秋田弁で話すおじいちゃん、おばあちゃんを見ると何故かホッとする。 田舎に行こう! 自然との共存は、かならずしや、あなたの人生観を変えるはず。 田舎暮らしは悪くない、イヤ、田舎暮らしは素晴らしい。 |
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