田舎暮らしin秋田>秋田弁大好き
秋田弁 |
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秋田弁大好き |
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秋田弁
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秋田弁。。。なんか聞いただけで、ちょっと笑っちゃいそうですよね。 よく世間で言われる「ズーズー弁」とか。 私が県内の中学、高校に通っていた時は、学校ではわりと共通語に近い言葉、家で家族と話すときは、ベタベタの秋田弁を使っていました。 共通語でおじいちゃん、おばあちゃんと話をしても、会話が成り立ちませんからね。 でも、こんなことをしていたのは、私だけじゃないはず。 結構みんなコンプレックス、持っていたんじゃないかな。 東京の大学に行った時、周りの友達から、「秋田弁で何か話して〜」って言われたけど、あの時は、ちょっと恥ずかしくて出来なかったですね。 大阪弁とか、京都弁とか、博多弁とか、そんな言葉だったら、きっと抵抗無く、地元の言葉で話せたかもしれない。 自分では、共通語は全然OKって思っていたのに、でもやっぱりやってしまうもんですね。 「コレ、ナゲテ」って友達にお願いしたら、「なんでゴミを投げるんだよ」って。 いきなり落とし穴にはまってしまいました。。。。 そして数日後には、友達が机の端にジュースの缶を置いたもんだから、これは注意しないと思い一言。 「それ、まかさないでよ!」 友達は無言。困惑の表情。 「それ、まかさないでよ」を共通語で言ったら、どうなるのだろう。 実は未だに答えが見つからない。 「それ、こぼさないでよ」と意味は一緒であるが、でもそのニュアンスが違う。 方言は、実は奥が深い。 秋田県民は、「まかす」と「こぼす」を使い分ける。 「まかす」は、水を撒くの「撒かす」であろうか?。ニュアンス的に、大量の物を想像させる。 一方、「こぼす」は少量の物をイメージさせる。 私は、缶ジュースを倒すと、大量のジュースが出てきて、周りを汚すと思ったから、「まかす」を無意識に使った。 でも、もし友達が、缶ジュースを飲んでるときに、口からちょっとこぼれ落ちるジュースを注意したかったら、それは「こぼさないで」である。 「まかさないで」は使えない。 方言はきっと、標準語以上に、言葉が豊かなのかもしれない。 一つのことを表現するにしても、その時の状況により、言葉を更に使い分ける。 秋田弁といっても、一つではない。 それぞれの地区によって、それぞれの方言がある。 だから、私たちは、あまり秋田弁とは一言で言わない。 「大曲弁」「横手弁」「湯沢弁」などのように、地域の名前を付けて呼ぶ。 大曲、横手、湯沢は隣接する市であるが、それぞれが、異なった方言、アクセントを使う。 私の高校にも、色々な地域から学生が集まる。 最初は、お互い自己紹介から始まるが、その方言やアクセントで、大体の出身地域が分かる。 私がまだ東京に住んでいた頃、郵便配達のおじさんが家のドアをノックしてきた。 おじさんは、一通の手紙を私に渡した。 秋田の母からの手紙だった。 手紙一通くらい、家のポストに入れればいいのに、わざわざノックしてきた。 私は、「どうもっ」っと言ってドアを閉めようとしたら、そのおじさんが突然、 「あの〜、秋田出身の人ですか?」って聞いてきた。 差出人の住所が目に入ったようである。 私が、「はい」と答えると、おじさんは突然秋田弁で話し始めた。 「うぢの息子の嫁さんさ、来てけねべが〜。 うぢの息子、やさしぐっていい息子なんだども、秋田さだば、あんまり年頃の女の人いねぐって、大変なんだんし。。。 秋田さ、帰らねなだが?」 それは、まさに私の地元の方言であった。 おじさんの出身地を聞くまでも無く、分かった。 こんな東京で、地元の言葉を聞くと思わなかったし、東京で単身赴任で頑張りながら、秋田の息子さんの心配をしているそのおじさんの人柄に、私は感動してしまった。 おじさんは、私の家のドアをノックした。 ノックしたかったのだと思う。 同郷の私と、話がしたかったのかもしれない。 やはり地元の言葉はいい。 標準語で話されたって、ちっとも心に響かない。 こんな人の息子さんだったら、きっといい人に違いないと思った。 私は東京に未練は一切無い。 でも東京で1箇所、大好きなところがある。 東京駅の「秋田新幹線こまち」の乗り場である。 ここが都内で唯一、確実に秋田弁を聞くことが出来るところである。 もしそこに、おじいいちゃん、おばあちゃんのグループがいたらしめたもの。 都会の喧騒の中で聞く秋田弁は、実にいい。 不思議なくらいに癒される、ホッとする。 同じ秋田県民でも、若者の話す秋田弁と、両親の世代や、おじいちゃん、おばあちゃんの話す秋田弁も違う。 やはり、年を増すにつれ、方言がイタについてくる。 かなり本格的な、方言の達人である。 時々、若者の話す秋田弁が、汚いな〜と思うことがあるが、おじいちゃん、おばあちゃんの秋田弁は、実にかわいい。 そして、やさしい。言葉に心がこもっている。 秋田に来たときは、是非おじいちゃん、おばあちゃんに声を掛けてみよう。 その土地の方言を知るには、やはり達人に聞くのが一番。 「すみません、○○さ行ぐには、なんとせば、いんしべ?」 |
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