田舎暮らしin秋田>大曲のみどころ
大曲の花火 |
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大曲のみどころ |
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大曲駅に降りた瞬間から、ここが何の街であるかすぐに分かる。 いたるところに、大きな花火の火薬。。。 大曲は、「全国花火競技大会」の開催地である。 大曲の他の見所を探してみたが、これがなかなか難しい。 というより、花火の存在が大きすぎて、他が一切見えてこない。 「全国花火競技大会」は、毎年、8月の第4土曜日に行われる。 大曲の南部を流れる、雄物川河川敷(約26万平方メートル)がその会場となる。 平成の大合併で、大仙市と名前を変え、人口も9万人を超すが、以前は、人口3,4万人の小さな街。 ![]() しかし、年に一度、8月の終わり、この街が変貌する。 宿は、近郊の宿を含め全て満室。 道は、朝から、他県ナンバーの車、バスで渋滞。 飛行機、秋田新幹線もこの時期は、チケットが取れない。 人口たった数万人のこの小さな街が、一晩だけ、人口70万人を超す。 私も大曲の花火の大ファンだ。 幼稚園に行く前から、毎年欠かさず出かけていった。 ラッキーなことに、親戚が開催地の堤防沿いに家を建てたので、その夜は、彼らの家に泊まらせてもらう。 堤防から見る花火もいいが、やはり、せっかくなら桟敷がいい。 桝は広さの割りにちょっと高めだが、そこから見る花火の迫力にはかなわない。 この大会には、全国から選りすぐりの花火師たちが集まり、その技を競う。 大会の出場枠は30業者と決められており、競技は、昼花火、10号割もの、創造花火の3種目で行われる。 伝統あるこの大会のために作られた新作も目白押しで、全国的な知名度に疑いは無い。 17時から、まずは昼花火が始まる。 ![]() 昼花火とは、めずらしいらしく、なかなか本大会以外では見ることが出来ないとか。 まだ明るい時間であるが、空にくっきりと色鮮やかな色を映し出す。 昼花火の開始と同時に、早速、桟敷で宴会の始まりだ。 ご馳走と、山ほどのジュースやビールが用意される。 小さかった頃は、高い空から舞い降りてくる落下傘を追いかけるのを大変楽しみにしていたものである。 そして、夜の花火競技が19時頃から始まる。 まず始まりは、毎年恒例の、「ナイアガラ」である。 観客からの大きな歓声、ナイアガラのスケールの大きさに圧倒される。 これを見ると、「今年も、大曲の花火に来たな〜」と思う。 そして、ここから、花火師たちの競技が始まる。 割り物が先に打ち上げられ、そして、創作花火が始まる。 創作花火は、音楽に合わせて打ち上げられる。 ポップスや、アニメソング、動揺とバラエティも豊富だ。 花火の形も、スマイルや、傘の形など、曲にあわせ大変ユニークである。 大会も残りわずかとなった頃、ここで、当大会のメインが始まる。 「大会提供花火」である。 司会者の「大会提供花火〜〜〜〜!」という声と同時に、会場から大きな歓声と拍手が沸き起こる。 ![]() 寝る子も起きる大会提供花火。 大曲の花火を見に来る人の大半は、この大会提供花火目的だ。 これを見ずには帰れない。 大曲花火協同組合青年部が1年をかけて製作する、ワイドスターマインである。 川岸を端から端まで使ったこの大会提供花火は、それまでの物とはスケールが違うし、打ち上げられる花火の数も比較にならない。 今まで何十回とこの大会提供花火を見てきたが、未だに忘れられない花火がある。 おそらく、私の思いに共感する人もいるであろう。 それは、1996年の「大いなる秋田」と「花火」の競演である。 「大いなる秋田」とは、秋田県民なら誰でも知ってる、秋田県を代表する、誇り高き「名曲」である。 これは、第1楽章「黎明」、第2楽章「追憶」、第3楽章「躍進」、第4楽章「大いなる秋田」から構成され、なんと40分を越す大作である。 「秀麗無比なる鳥海山よ 狂瀾吼え立つ男鹿半島よ 神秘の十和田は田沢とともに 世界に名を得し誇の湖水 山水皆これ詩の国秋田」は、 第3楽章に歌われる旧秋田県民歌「県民歌」である。この曲が流れ始めたのと同時に、湧き上がる歓声、私も鳥肌がたった。 もちろん、歌う、歌わないわけにいかない。 未だに語り継がれる1996年の大会提供花火には、秋田の魂が宿っていた!!!! そして、大会の締めくくりは、花火師、観客が一体となって大会の成功に感謝、そして、また来年ここで会えることを祈る。 皆が懐中電灯を持ち、花火師が観客席へ、観客席から花火師へ、その懐中電灯を振る。 この瞬間がまた悲しい。。。が、来年も来るぞ!と決心するときでもある。 |
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